スコティッシュフォールドはおっとりした穏やかな性格なので、特別な飼育環境は必要ありません。
短毛種であれば、コミュニケーションの意味で毎日撫でてマッサージしてあげましょう。その際、両手を濡らしておくと抜け毛が飛び散らず、掃除がラクになります。
長毛種の場合は、毎日こまめにブラッシングしてあげましょう。うっかり毛玉を作ってしまうと、後が大変です。
立ち耳でもそうですが、特に折れ耳の場合は、綿棒などで時々軽く耳を掃除してあげて下さい。ただし深追いは禁物です。
慣れない素人が深くまで耳掃除をすると、かえって汚れを奥に押し込んでしまったり、三半規管にキズをつけて平衡感覚がおかしくなったり、耳が不自由になるケースもあるそうです。
あくまでも普段は軽く掃除をしてあげる程度にして、ワクチン等で病院を訪れた際に、獣医さんにチェックも兼ねて掃除してもらうのがお勧めです。
子猫のうちから爪切りや耳掃除、歯磨きなど身体の手入れに慣らしておくと、病気などの異常があった場合にも早く発見できます。